愛すべき変態マゾヒストちゃん

何が、どう、ダメなのかしら?

『ダメ…』 彼は小さく呟く。

じゃあ、やめちゃう。

手を止める。

 

『やめないで下さい』

 

残念そうな顔をする彼に問いかける。

だって、ダメなんでしょう? ダメならしないわ。

 

『…ダメじゃないです』

 

だったらどうしてダメなんて言うのかしら?

ダメじゃないなら何て言うんだっけ?

 

『もっとして下さい』

 

そうそう。 素直が一番よ♪