彼は私の性癖を知っている。
私が血液が好きな事も、痛みを与えるのが好きな事も。
だから彼の選択肢は一つしかない。
彼の苦手な私の好きな事に耐える事。
それをしないという選択肢は彼の中にはない。
強要している訳ではない。
彼の中には元々私の好きな事をしないという選択肢はないのだ。
事ある毎に噛み付かれる彼の腕やお腹は私の歯型だらけ。
何度も何度も同じ場所に噛み付かれたそこには異様な痣が出来ている。
古いものは青あざに。
新しいものは赤く腫れている。
そこに新しい痣が今日も加えられる。
最近、新しい道具を手に入れ私はそれをとても気に入っている。
細く長いただの棒。
ケインと呼ばれるそれは今もシンガポール等で刑罰などに用いられる。
力のない私でも簡単に振る事が出来、強い痛みを与える事が出来る。
それは私の部屋の片隅に飾ってある。
勿論ただの飾りではない。
私の気分によって、それは振り下ろされる。
痛みが苦手な彼にとってケインによる痛みはとても耐えがたいものだろう。
毎度呻き声を漏らしながら必死に耐えている。
「もうお終い?」
私がそう聞くと、彼は暫く逡巡した後に必ずこう答える。
「まだ出来る…」
既に尻たぶには幾筋ものケインの痕。
真っ赤に腫れ上がり、所々皮膚が破れ血液が滲み出ている。
そんな時、彼の目はとてもいい目をしている。
所謂マゾの目というやつだ。
私はその目がとても好きだ。
瞳に涙を溜めて、私の目を見つめる。
その目で見られると背筋がゾクゾクする。
もっと痛めつけたくなる。
それと同時に愛おしくなる。
私が愛おしいと思えば思う程、彼の身体はボロボロになっていくんだろう。
Mistress 沙爛-Saran-
大阪難波M専科【Ishtar-イシュタル-】
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