相手が心地よくなれる、気持ちよくなれる強さで出来て初めてプロだと言えるといつも自分に言い聞かせています。

変わった縛りや、辛い縛り、激しい鞭打ち…それはそれでとても楽しいのですが、それはこちら側の欲望のみを追求する事になりかねない事でもあります。

そういった事はそういうのが好きな方と楽しめばいい。

もしくは相手がそうなる様に調教していっていつか楽しめば良いと思います。」

丁度いいポイントって絶対あると思う。
痛いけど、気持ちいい、心地いいって範囲。

その範囲に収まる様に加減が出来たら最高。
その為のカウンセリングだしね。

その範囲を超えすぎるとＳＭじゃなくてただの拷問だったり暴力だったりになる。
その範囲まで届かないとそれはＭ男性を欲求不満にさせるだけになる。

正確に鞭を当てる技術も大切だけれど、
複雑な緊縛を適度な早さで出来る技術も大切だけれど、
何より相手のポイントを見抜いて押さえる技術が何より必要。

鞭も緊縛も私はまだまだ勉強中の身だし、偉そうな事が言える程上手くないと思うけど…。

Ｍ男性あってこそＳＭが成り立つのだから、私本位ではいけないと思う。
私本位を望むのであればそれなりの強靭な肉体と精神力と体力が必要かもね。
そういうのが好きな人には当てはまらないんだろうね。

激しい鞭打ちをしなくても、辛い緊縛や吊りをしなくても、相手次第で私は満足出来るんだもの。
追い詰められたい、むちゃくちゃになりたい、ハードが好きなら私はそれを楽しませて貰うけど、

「お互いに楽しめるのが一番」というのが今まで何よりも強く思っていた事だけど、
「お互いに心地良い」のも私にとってはかなり重要な要素だなぁと思い始めてきたよ。