メルトダウン。 – 【極彩色】

毛布を引っ張り出してきてご機嫌な沙爛です。
アパレルのお店にもファーが並んできて尚ご機嫌。

最近ではインプットに困る事なく過ごせているのがとても快適。
SMの世界では当たり前の事が、当たり前ではないという事は分かっていたけれどそれをリアルに肌で感じるとまた違う感慨も受ける。
それが非常に面白い。

女王とＭ男性という関係性はとても楽しいものだし、好きだけれど。
SMの世界の住人とそうでない人という関係性も実際に体験すると面白い。
いかにどれだけ「女王」という職業が一般社会から異質扱いされているのか分かる。
中にはまるで同じ人間ではない様に思われている方もいらっしゃるんだね。

中に居ては分からない事が多く、それを実際に体験出来る事が楽しい。
そしていかに自分の世界が小さい事に気づかされる。

例え異質であっても、歪であっても、醜いと思われていても私はこの世界が好きな事に何ら変わりはないけれどね。

そうやって外の世界に触れる機会が増えると、今まで自分の中では普通だった事が、知らない人からすればどれ程「異質」なのか理解できる。

異質、普通でないという事は特別でもあるという事。

私がＭ男性の外の顔を見る事はほぼ皆無。
だけど秘密の顔は良く知っている。

SMを通すと、表は知れなくとも秘密の部分を深く知れる。
特別だね。

そう思って一人嬉しくなったり。

男性が見せてくれる表情はまるで脳がメルトダウンしているかの様に見える。
閉鎖的で排他的な空間で２人きり。
だからそんな表情も見られるのだろう。

優劣つける事とはまた違うけれど、特別だって思う。

メルトダウンという言葉の使い方は合ってないと思うけど、何だかとても可愛い響きだし、何となくのイメージで使ったよ。
溶けてドロドロになって、自分の意志ではどうにもならないそんな状態がメルトダウンみたいだなぁって。

Mistress 沙爛-Saran-

大阪難波M専科【Ishtar-イシュタル-】
OPEN:13時～22時　不定休
TEL:06-6641-7676
HP:http://ishtar-sm.com/