ソファーに座って、煙草をふかしながら読書中。
たまにテーブルに置かれたジュースを飲む。
それだけであるならば、ただの読書の時間。
しかし、あたしの股の間からは男の顔が出ている。
しっかりと首に脚を絡ませ締め上げる。
顔を真っ赤にしながら呻く男。
体制を変えようが、何をしていようが決してその首から脚を離す事はない。
時々脚が緩むと男は自分の性器を必死になって擦り出す。
目の端にうつるその不快な行動にあたしは脚に力を入れ直し、再び本に目を落とす。
完全にシュールな光景(笑)
首を脚で締め上げている事以外はほぼ存在無視。
人間、何にどう興奮するのか分からない生き物なんだなぁ(笑)