言葉。 – 【極彩色】

SMに於いて、人間関係に於いて。
人が１人でない限り、言葉というものはとても重要。

殊更、SMに於いては言葉が重要な役割を果たす。

特定の言葉に、特定の口調に興奮を覚えるマゾは多い。
ドライオーガズム開発も言葉なしではありえないと言っても過言ではない。

SMをやる上で、私にとっては必要不可欠なもの。

それは私が発する言葉だけに留まらない。

勿論、マゾの発する言葉も大切。
時に、それは私が発する言葉よりも重要だったり、Sessionに於ける要だったり。

言葉が全てではないけれど、言葉が大切。

普段、生活していて言葉を気にしている人は多いだろう。
でもそこまで気にしていないのも事実。

「●●がいいです。」
「●●でいいです。」

たった一つ、助詞が違うだけで意味がガラリと変わる。

その１文字だけで、その人がどう考えているか伝わる。

沙爛さん
女王様
沙爛女王様
沙爛様

私の呼び方も人それぞれ。
でもそこにこもった感情は千差万別。

そう呼んでおけばいいという形式的なものから、私に対する感情を含むものまで。
色々だ。

私の事をよく知っているマゾならば、私をどう呼べばいいのか知っているだろう。

普段はさん付け、もしくは親しくちゃん付けで呼んでくるマゾが、Session中に発する「沙爛様」そこには一体どれ程の感情がこめられているのだろう。

失礼でなければ、特に呼び方にはこだわっていない。
だけど、空気の変わった瞬間、敬称で呼ばれる事はとても好き。

言葉を扱う事を生業としている私はいつも言葉に敏感だ。

どれ程上手く出来た口上も薄っぺらいものはすぐに分かる。
逆にどれ程短かろうとも重く深いものは私の心に響く。

普段は親しく、私の事を「沙爛ちゃん」と呼ぶお前。
お前の心と身体を蹂躙した時に、私の事を「沙爛様」と呼ぶお前が好き。

Mistress 沙爛-Saran-

大阪難波M専科【Ishtar-イシュタル-】
OPEN:13時～22時　不定休
TEL:06-6641-7676
HP:http://ishtar-sm.com/