頻繁に彼是考えている沙爛です。
やりたい事とか、やりたい事とか、やりたい事と、私の心に引っかかった事。
割と自分のやりたいようにさせて貰っている今はとても幸せで充実してる。
それでもたまに不安になる事がある。
”あれ？私これでいいのかな？”って。
やりたいようにやってるくせに不安になるなんて贅沢な事。
でもそういう時こそ自分と向き合う時なんだろうなぁと思って
最近は観念してひたすら自分と向き合うようにしてる。
前にも言った事があるけもしれないけど、私は機械でもなければ人と違う生き物でもないので
しっかりと自分の感情というものがある。
この”感情”ってSMに於いては凄く大切なものだと思う。
例えば無様に床に転がって私の足を必死に嗅ぐM男性を見て”可愛い”と思う。
その湧いてきた感情は私自身にもどうする事も出来ない。
勿論相手にもどうする事も出来ない。
負の感情だって同じ。
感情を押し殺してするSMなんて私は望んでない。
最近それを強く思う機会があった。
感情がなければ衝動も生まれない。
例えば”可愛い”と思わなければ”もっと責めてやろう”って思わない。
勿論責める理由は”可愛い”って感情以外にも色々あるけど、例えね。
そんな状況でするSMには何の意味も見いだせないし、何の価値もないと私は思ってる。
プロだから
Sだから
”当たり前”のように私に自分が望んだ感情を求められても困る。
相手が望んだプレイ内容を求められるのはプロだから当たり前だけど。
私の感情は勝手に湧いてくるものであって、意識的に作ったものではないから。
意識的に作ったものを感情とは呼ばないと思うしね。
”可愛い”と思われたいなら、私が可愛いと思うような行動をしてくれないと感情は湧いてこない。
相手の事が分からないのは私も同じ。
分からないなりにでも行動はとるべき。
どんな理由があっても、どんな事をして貰っても
私は自分の感情を売る事はしてない。
自分が相手を人とも思わぬ扱いをしているのに相手には優しくして欲しいならそういう場所に行けば良いと思う。
相手を人として見ているかどうかなんてすぐ分かる。
態度が行動がとっても分かり易く出るから。
人とも思わぬ扱いっていうとついつい私達は大袈裟に考えがち。
普段から奴隷とか家畜とか人間家具とかそういう言葉が飛び交う世界だからね(笑)
でもここではそういう事じゃない。
目の前に居る人をきちんと”人”として扱ってない事って結構日常でも見かける。
店員さんにお金を投げつけるように払う人。
些細な間違いをした店員さんに怒鳴り散らす人。
それは相手を”人”としてではなく、”店員”という概念として扱ってるから起こる事だと思う。
きちんと人として扱うならば、いくら店員さん相手でもそんな扱い出来ないよね。
話しが長くなってしまったけれど、結局はSMも人と人との繋がり。
深い、浅いに関係なく人対人である以上はそういうもの。
相手を人として扱えないのならSMしても楽しくない。
それでも楽しめるという人は悲しいなぁ…と思う。
一人ぼっちでSMしてるのと何ら変わりない。
そういう悲しいSMはしたくないし、見たくないなぁ…と思ったこの頃でした。
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